ナス(あのみのり)の定植準備と「きぃ」 2012-04-29

2019年9月9日

筑波でもらってきた「あのみのり」の苗を定植することにしました。

建物の影になるところなので午前中は日が当たらないという

あまり条件が良くない場所です。

ここは去年の秋冬で「中島菜」を栽培していた場所です。

最初に土の状態を「比色式ph検定器」で調べました。

これは土を採取して試薬を垂らしてかき混ぜたときの色を

色見本と見比べてphを測定するものです。

アナログタイプですが直感的に分かる利点があります。

30センチほど掘ってみて畝の表面と底の方と調べました。

表面は7.0以上は確実にある感じです。

底の方は5.5くらいのただの赤土のようです。

次に元肥ですが手作りの肥料は何一つないので

今まで使っていた市販品の肥料をひとつかみ(50グラムくらい)

そこにばらまいて埋め戻しました。

市販の腐葉土もありましたが状態がいまいちでした。

腐葉土の状態の善し悪しなんて有機野菜部で研修しなければ

気がつかないでいたと思います。

ちなみに下が野菜一部で買ってきた空芯菜の苗です。

野菜一部も苗用の土は腐葉土で作ってます。

違いが一目瞭然です。

市販の腐葉土はじっくり時間をかけて作っていないと思います。

早く発酵して分解させるために米ぬかを混ぜたりしているはずです。

有機野菜部では最低1年以上かけて作ってましたが

市販品は半年から9ヶ月くらいではないでしょうか?

これだと土の中に入れてすぐに定植したら

逆効果になるかもしれないので今回は使いませんでした。

市販の腐葉土を使う場合は一般の説明書にあるように

定植する2~3週間前に混ぜ込んで分解させる必要がありますね。

今日は土を準備して終わりです。

定植する苗は外気に慣らすつもりで畝の横に並べておきました。

「あのみのり」と唐辛子の「八房」とマリーゴールドとタイムです。

そういえば定植準備中にねこの「きぃ」がそばで遊んでました。

私のことを覚えてくれていてちょっとほっとした。