アピオスのイモを貫通する植物の根っこは万葉集にも詠まれた「ちがや」でした-2018-10-09

2019年10月24日

有機農業といっても世界中でいろんな農法が実践されてます。

2012年からいろいろ試してましたが、不耕起栽培の「ぐうたら農法」もそのひとつです。

「ぐうたら」というのは普通は野菜作りというと地面を耕してうねを立てたり除草作業を何度もします。

それが重労働で大変というイメージですが、それらをほとんどしないからです。
でも5年も続けると土の表面が雑草の根におおわれてしまうので、うねを作り替えますが、

それでも5年に1回です。
アピオスはこの方法で栽培していますが、アピオスのイモを貫通する植物の根っこ(地下茎)がありました。
これは昔の万葉集にも詠まれた「ちがや」という雑草です。

セイタカアワダチソウの下にびっしりと地下茎を伸ばしていました。

「ちがや」の駆除は除草剤でも難しいらしいです。(私は除草剤を使ったことがないから分かりません)
でも万葉集の時代の日本人は食用にして上手く利用していたようです。
そして「ちがや」は「ぐうたら農法」では逆効果だと気がつきました。
最後の写真は去年のそば栽培のほ場に地下茎を延ばして増え続けている「ちがや」です。

今年一年はこれの除去方法を草刈りした後の再生具合を観察しながら考えてました。

別のほ場の緑肥作物「セスバニア」をみてヒントは見つかりました。

 

 

 

 

 

上の記事は自分のフェイスブックから転載したものです。