TOYOTAのカンバン方式を見たさにSONYへ行く 2009-03-01
[日本海_NOTOブログより転載]
sony長野テックへ行った理由を簡単にいうとそういうことになります。読売新聞の販売所を辞めてからは、私は大体1~3年で転職を繰り返していました。この仕事が自分にあっているのかどうか判断しようとすると、どうしても最低1年は続けないと分からないと思ったからですが、交通誘導の警備員、ファミレスのウェイター、コンビニの店員、倉庫内で配送作業、自衛隊、グッドウィルにフルキャストの派遣などなどいろいろ経験してみました。中間管理職としての管理者教育はおよそ10年間の自衛隊時代に経験できました。
でも工場のライン作業の経験がなかったので、海外でも有名なTOYOTAの「カンバン方式」を一度実際に経験してみようと思いました。それで日研総業という派遣会社へ行って相談してみたら・・・・・
そのときの担当の人が説明するには、とにかく精神的にも体力的にも重労働らしい。休憩時間以外はひたすら同じ作業を立ち姿でえんえんと繰り返すので体を壊す人もよくいるし大変ですよ、ということでした。
じゃあ似たようなライン作業で比較的楽な所はありますか?と聞くと長野県長野市にある「新光電気」というところを紹介してもらいました。ここは昼勤3日、休み1日、夜勤3日、休み2日のサイクルで12時間勤務でした。やってみてすぐに思ったことは、単調な作業を12時間続ける仕事はやるもんじゃない、ということでした。それにライン作業ではなかったので、とても私には続かないと感じました。
それでここは6ヶ月で辞めて、ふたたび日研総業で昼夜の交代制でない現場はありませんか?と相談したら、長野県の安曇野市にあるSONYはどうですか?ここは昼と夜と完全に分かれているし、繁忙期以外は完全週休2日制なので、お金はあまり稼げませんが初心者でも働けますよ。ということでSONYへ行くことになりました。
行ってみて初めて知りましたが、ここのライン作業は「カンバン方式」
ではなくて「セル生産方式」と呼ぶんだそうです。
ほんと世の中知らないことばかりです。
中ではVAIO の検査工程が中心でしたが、それ以外の工程の作業もいろいろ経験できました。2006年のバッテリーの回収騒動のときには、2Fにあるバッテリーラインの応援にも行きました。(富士通にOEMで供給していたものです)
2008年9月に全世界規模でリコールが起きたVAIO type T の製造も経験できました。今ではsony style で販売が終了がした mylo com-2 のラインテストにも立ち会えました。
いろいろ経験できたおかげで、ようやく自分のライフワークはこれだというものが探せたと思います。たぶんこれから軌道に乗るまでに私のことだから4~5年かかると思います。ということで今までの自分の行き方を数回に分けて少しまとめてみました。少し自分の頭の中を整理できました。これでまたいつものようにマイペースでリネージュを遊べると思います。
#sony長野テック #日研総業
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません