6日ぶりに自宅に戻ったら雨でした-2017-11-04

2019年10月18日

土壌の分析をしてくれる企業は何社もありますが、東京農大が母体の全国土の会に依頼したのは料金ももちろんありますがデータベースを作成できる点もありました。
私の場合はスタートが耕作放棄地なので、土壌が作物ができる状態に少しずつ変遷していきます。でも一度データベースが出来上がれば他の耕作放棄地に取りかかっても次はどうすれば早く作物のできる土壌が出き上がるか予測がつきますね。
土の中の水はけが良くて水持ちも良くて通気性も良くなることを団粒構造が出来たとかいいますが、これについては今まで5年取り組んで出来上がってきました。
しかし酸性アルカリ性を示すpHの改善の方は容易ではないと実感してました。

それで東京農大(発)全国土の会で勉強しながら取り組むことにしたわけです。


「能登はやさしさ土までも」とはいっても能登の土はpH5前後の酸性の高い細かい赤土のところがほとんどです。これをpH6.5前後まで上げないといけない。

これが次の作業です。


最近はセシウムなどの放射能汚染やら残留農薬とか水質汚染にもきちんとした生産管理を要求されるようになりました。それでアジアギャップやグローバルギャップの知識が必要になってきます。


最終目標は作物を栽培している土自体を誤って口に入れても人体に安全で健康被害が出ないとハッキリと言えるそういう土壌環境を作ることです。

それが「やさしい土」になると考えてます。


有機農業やってるとその場で収穫試食は普通にしますが、少し土がついてるときもあります。それを食べたら体が悪くなったというのでは本末転倒なので。

有機無農薬栽培でも病原菌はゼロではないです。

土を食べても安全な土づくりです。

 

 

上の記事は自分のフェイスブックから転載したものです。