実家にあったよ 2012-12-31

2021年4月13日

[日本海_NOTOブログより転載]

昔の写真は捨てたものだとばかり思ってました。
なにせここ10年以上まともに連絡しなかったのだから。

いつか帰ってくると思って物置にしまっておいたそうです。
地元に帰ってくれば
自分が望もうと望まないと素性が知れてしまうので
実名出しておきます。

この10年間は自衛隊の痕跡を消し去るつもりでいました。
しかし完全には消せませんでした。
どうしても自衛隊の感覚で物事を見ようとする自分がいました。
それでもだいぶ丸くなりました。
切れなくなったといった方がいいでしょう。
もっとも年齢がそうさせたのかもしれませんが。

ちょうど私が陸上自衛隊の第一教育団に入隊したときは
326中隊の326期でした。

当時(防衛庁)は自衛官が集まらなくて毎月募集をして毎月入隊していました。
ですから現在(防衛省)の期別の数え方とは異なります。
当然今の教育隊に入隊する自衛官の方が優秀だと思います。
けれども昔の自衛官は誰でも入れたから
今の自衛官よりも能力が低いとは必ずしもいえないと思います。
お金がほしくて入ってくる今の若い人たちとは
違う動機で入ってくる人が多くいましたから。

私が第3陸曹教育隊に入校したころは
すでに曹候補士の制度はありましたが
陸曹教育隊に入校する補士はまだいなかった
と記憶しています。
このあと後期教育を受けて平成6年1月に
3曹に昇任することになります。
陸曹候補生の期間が1年間ありますが
体力的にも精神的にもきつかった気がします。
でも国防というものを一番真剣に考えることができた時期でした。

それ以降のことは機会があればまとめます。