1日目人参の播種(はしゅ)とじゃがいもの植えつけ 2012-04-02
午後から授業に参加しました。
先生をふくめて8人です。
晴天でしたがときどき強い風が吹いていました。
有機JAS認定を受けている8号圃場(ほじょう)で
ニンジン(品種名は「いなり5寸」)の播種(はしゅ)。
圃場(ほじょう)・・・作物を栽培する田畑。農圃。
播種(はしゅ)・・作物の種子をまくこと。その方法に撒播(さんぱ)・条播(じようは)・点播(てんぱ)の三種がある。 (出典:weblio辞書)
ニンジンはせり科でアフガニスタン原産の野菜です。
明日が雨予報なので今日種まきをしたそうです。
学園のある内原町では4月上旬までが
ニンジンの種まきの限度らしいです。
8号圃場は2年前から堆肥を一切入れていないそうです。
ぼかし肥料のみです。
今回のいなり5寸は元肥を入れないで追肥1回のみだそうです。
条間が20センチで株間が2~3センチで5列植えです。
最終的には間引いて株間を12~15センチにします。
20センチ間隔で5列のまき溝は
板に20センチごとに板を打って作った資材を使いました。
種をまいた後は平くわで鎮圧を1往復してから
不織布(ふしょくふ)をべたがけしました。
奥の畝(うね)が今回のものです。
圃場(ほじょう)の広さや長さはぱっと見ただけで
分かるようにしないといけませんね。・・・・忘れた。
それと土が基本的に違います。
団粒がどうこうというよりも能登みたいに赤土ではありません。
種まきは私もしましたが、無事に芽が出るのを願うばかりです。
休憩をはさんでから、じゃがいもの種芋を埋めました。
じゃがいもはナス科でアンデス原産です。
品種は種イモの価格などから「きたあかり」におちついたそうです。
この辺り(内原町)は3月20日以降に植えつけるそうです。
種いもは30~40グラムの大きさににカットする
3週間前から日光に当てさせておいた
(浴光催芽(よっこうさいが)といいます)ものです。
それから埋める2~3日前にカットしますが
切り口には草木灰などはつけずに
自然乾燥させたものです。
この種いもを条間70センチで張ったひもを目安にして
深さ15センチの溝を平くわで掘っていきます。
その溝に30センチ間隔で切り口を下にして並べました。
じゃがいもには元肥を入れました。
株間にぼかし肥料を片手でつかんでから
3等分に なるように 分けて撒きました。
その後は足で土を平らにならして終わりです。
芽が出たあとは、芽は2本だけ残すそうです。
じゃがいもの栽培方法はいろいろな方法があるようなので
能登に帰ってから研究してみます。
明日は「刈り敷き」の続きをする予定です。
午前中はキャベツ畑の刈り敷きをしたそうです。
効果は、わらを使ったマルチと同じです。
欠点は草を微生物が分解するときに窒素を消費するので
「窒素飢餓(ちっそきが)」状態になる場合があることです。
それから雨が多くて温度が高いときに「刈り敷き」をすると
十分に分解できないで腐敗して病気の原因になることです。
能登は冷涼で多湿なので安易に取り入れていいのか
帰ってから検討します。