隣接している圃場が原因で更新しませんでした 2015-02-23
去年(2014年)からほとんど更新しませんでしたがそういう理由です。
有機農業は環境保全型農業ともいえますが、
農水省では生産局の農産部 農業環境対策課の中で
「有機農業推進班」と「環境保全型農業推進班」に分けています。
私的には「有機農業推進班」は「有機JAS法」、
「環境保全型農業推進班」は「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律」が
存在根拠になっていると考えています。(役所は法律にもとづいて仕事をするので)
基本的な考え方はどちらも似ていますが、有機JAS法は消費者保護を目的に作られた法律なので
生産農家の立場から見れば有機農業の方がハードルが高いと思います。
去年隣接している圃場のことで困っている記事を書きましたが
有機農業にせよ環境保全型農業にせよ環境汚染につながるような物質の飛散や流入についての
適切な対処を生産者側に要求しています。
オレンジで囲んである圃場は同じ生産者なので同じ栽培管理をしています。
作物は冬至用かぼちゃですが、私が農地を借りて有機農業を開始した後から
隣接している農地を取得して慣行農業を始めています。
私も慣行農業のとなりで有機農業が出来るはずがないことくらいは分かっていたので
2012年5月から始めたときは慣行農業の圃場から離れた場所を選びました。
でもこの始末です。今も現在進行形ですが去年困っていたのはそのためでした。
更新を止めていた時間が長いのでその間のことを時系列でまとめると
話は2012年の10月までさかのぼります。
この当時は穴水町の農業委員会に農地の利用申請を出す準備をしてました。
上の全体写真で2の農地の所有者が1の農地の近くのAの農地も所有していたので
ついでに借りる話をしたらすでにこの人に貸した後でした。(下の写真)
なんでも東京からきている佐藤さんという男性の研修生が使いたいと言っていたからだそうです。
たしかに東京の多摩ナンバーの車の人がいたのは覚えています。
でも1年で辞めたあとは今はここの従業員が草刈りしてますね。
2013年は高尾商店さんが大豆栽培をやめた後に代わって入ってきました。
高尾商店さんの方は私が有機農業を始めたことを知っているというか
私が1の場所で始めたのを見ていた親父さんが「あんなところで出来るわけがないだろう!」
といってこっちの場所を借りれるように中山間地域管理組合に話をつけてくれたので協力的でした。
そこでのトラブルは去年のとおりです。
1の上の方は耕作放棄地ですが、2013年6月12日から重機で工事を始めています。
去年はこちらも同じ状況でしたが様子を見てました。
ゴミについていうと冬至用かぼちゃなので苗の定植が8月のお盆すぎになります。
見ているとそのときにビニールマルチとゴミを片付けていたので
11月に収穫が終わってから翌年の8月お盆過ぎまで放置です。
更新が遅れた理由の別の原因は今年2015年1月15日に「大甲開田」とある場所の
ゴミ拾いを従業員がしていたからでした。(Dの場所)
他の場所もするのかどうか見ていたけれど
今のところする気配がないので多分8月お盆過ぎまでしないでしょう。
(Bの場所)
Cの場所は私の圃場には隣接していませんが放置しているのは
おそらく周囲の人からクレームがきていないからでしょう。
他所の人から甲地区の人はこういう風にかぼちゃを栽培しているのかと
誤解されるといけないので断っておきますが、
他にも同じ状態の農地がありますが管理しているのは全部ここの人です。
それでどう対応すればいいのか悩んでいて考えがまとまるまで更新を止めていたわけですが
私の手に負える相手ではないことだけは分かったので相談できる人を探します。
ここの人もわざとやっているというよりは知らないだけのような気がするし。
参考までに2012年1月にJAおおぞらの広報誌に記事が出てました。
私も写っています。
記事の補足で野菜苗20万本はコメリというホームセンターがありますが
そこの石川県内の全店舗に出荷しています。
これだけの経営規模で年間売上はこの当時でたしか7千万です。
今回の記事で固有名詞を出さないのはグーグルなどの検索に引っかからないようにするためです。
私としてはいちおう配慮したつもりですが内心はムカついてます。
本音の部分では「こんなんで7千万かよ!」
「だったら追い越してやる」という感じですね。
有機農業で7千万以上稼げるか分かりませんが、アベノミクスで儲かる農業とかいってるから
あながち不可能でないような気もする。今年1年頑張ってみます。
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