能登で最初のJONAの個人会員になりました 2015-10-12
しばらく更新を休んでいましたが、施設警備のアルバイトの方が少し落ち着いてきたので精神的にも余裕が出てきました。
9月に有機JASの認証検査団体のJONAに個人会員で入会できました。
JONAについては検索すればどんな団体かは簡単に分かるのでここでは省略します。
私自身は来年中には有機JAS認証まで取得したいと考えていますが有機JASマークはこれですね。
認定機関名の部分に「 JONA 」と入ります。
入会してから規約など資料一式受け取りましたが会員名簿をみていて
石川県の能登半島ではJONAの会員は法人個人をふくめて私が初めてだと気がつきました。
一番最初はフランスのエコサートを考えていましたが、
穴水町での有機農業の実態が分かるにつれて
日本の認定機関の方が有機農業の理解が得られやすいと判断しました。
穴水町の農協は「穴水町で有機農業は絶対無理だ」と言い張ってますが
それでも石川県では金沢大地さんがJONAの会員企業で
門前町でも有機農業をしているので
同じ県内で相談相手がいるのは心強い限りです。
農協に有機農業を理解してもらうところから始める必要がありますが、なんとかなるでしょう。
JONAとは3年前の2012年2月に東京の國學院大學での有機農業セミナーに参加したときに
JONAの事務局の方と運よく知り合えたということもありますが、
われながらよくぞあれから3年間も続けられたものだと感心しています。
これからは JONA の認証基準に合格できるような圃場整備をすることになります。
ぶっちゃけいうと認証機関では日本で一番厳しいと定評があるところです。
それだけに国際的にも信頼されている認定機関なので無事に認証が取れたら
能登島や和倉温泉のホテルや旅館(海望とか梅屋旅館)にも自信をもって出荷できると思います。
JONAの方は2020年の東京五輪で日本産のオーガニック食材を選手村に提供しようという活動をしています。
私の今後の予定ですが、10月に東京で開催されるJGAPの講習を受けてきます。
「JGAP(ジェイ・ギャップ)は、Japan Good Agricultural Practice(日本の良い農業のやり方)の略です。」
*上の説明文は日本JGAP協会の公式サイトから引用しました。
それから2015年10月1日付の日経新聞にイオンの記事が出ていましたが
これからはこういう動きが全国的に起きてくると思っています。
イオン、全農場で安全認証取得 直営・契約問わず 2015/9/30 22:20 日本経済新聞 電子版
イオンは2016年から、野菜などの生産を委託する契約農場に対して国際的な安全認証の取得を義務付ける。18年度にも契約農場だけで1000ヘクタールの認証を得る方針で、19カ所の全直営農場でも取得を進める。生産履歴などがしっかりと把握できる農産物の扱いを増やして国内での販売力を高めると同時に、国際認証をテコにアジアへの輸出拡大にもつなげる。
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