有機JASの肥培管理の原則は外部から何も入れないでそこにあるものだけで作る-2017-12-10

有機野菜の作り方を教える書物やネットの情報では

ほとんどの場合、有機肥料や堆肥を入れます。

その材料は国産でも外国産でも生活ゴミでも使います。

これが有機JASになると話が変わってきます。

ほ場における肥培管理の原則では、

「農地の生産力を維持増進するために当該ほ場で生産された農産物の残渣(ざんさ)に

由来する堆肥の施用又は当該ほ場もしくはその周辺に生息・生育する生物(土壌動物・

微生物など)の機能を活用した方法によること」になっています。

そしてそれだけでは無理な場合に限って外部からの持ち込みが可能ですが、

それも最小限に留めるようにとなっています。

最初にその農地だけでは無理だと証明する必要がありました。