仕事決まりました 2011-03-31
[日本海_NOTOブログより転載]
能登に戻ってくる前までは漠然と農林水産業という考えがありました。
中国人による水源地の森林の買占めや
海軍力増強による侵略行為に対する危機感というものは
安曇野にいたときの方が強く実感できました。
今回の統一地方選挙の結果によっては
日本の未来が決まると思ったからこそ、
この時期に能登に戻りました。
もっとも震災と原発はさすがに私も予想しませんでしたが
この際民主党の息の根を完全に止める必要があると感じています。
さてと3月最後の日にようやく仕事が決まりました。
近所の前田農園さんのところで農業の勉強をしながら
将来的には自立したいと考えています。
私は農業については未経験です。
インターネットでいろいろ調べていますが
農業体験という方法もあるんですね。
いきなり飛び込んでしまった。
思った以上に勉強することがたくさんあると感じてます。
特に農業の場合は月ごとに作業が変わるので
今のうちから日記をつけようと思ってます。
最初は就職から。。。。
ハローワークで求人票を見つけてすぐに紹介状をもらって面接に行きました。
こんなカードの紹介状です。
私の場合は「いしかわ農林漁業人材雇用創出事業(農業分野)」の助成制度を
利用している形なので採用の合否は石川県の方で審査してもらうことになりました。
それで面接を受けてから今日まで時間がかかりました。
4月になると忙しくなるので今日のうちにお世話になった
穴水の事務所の吉田さんにお礼をいってから輪島で手続きを済ませました。
仕事を辞めなければ「再就職手当て」というのものが出るらしいです。
だから1ヶ月したらこの書類を出してくださいといわれましたが
私には初めての経験です。
今の日本の農林水産業をどう考えるかですが、
TPPという外圧もあって現状は厳しいと思います。
けれども人間が生活していくうえでは決してなくなるものではありません。
生産から加工と流通まで行う六次産業化が必要かな?と思ってます。
ただそれも今はイオンのような大規模スーパーが行っていて価格決定権も握っています。
これからは生産者が農協の手をお借りしながら全てを行うことによって
イオンのような大規模スーパーを蹴飛ばして(通さずに)
直接消費者の家にまで品物が届くシステムにする必要があると思います。
もちろん消費者というのは日本だけでなく世界中にいる消費者ということです。
生産者が自分たちがつくる商品に対してはちゃんと責任を取るのは当然ですが
価格に対する決定権「支配権)も自分たちが持つことができれば
経営が安定するかな?と今は漠然と考えてます。
そのためのシステム構築に関してはかなり勉強しないといけないとは思いますが
今までの私の仕事の経験はどこかで生きてくると思います。
たとえば能登に戻る前の私は安曇野でソニーEMCSにいましたが、
ゴールドパックという飲料水メーカー(旧東急グループ)の工場にもいました。
そこはトマトの搾汁(さくじゅう)も自社でしているので
原料から製品加工まで自社で出来ました。
もちろん工場はISO9001とISO14001とHACCPの認証を受けています。
私がいたときも当然そのための社員教育は機会があるたびにしてました。
今はそれが消費者が製品を選ぶときの当たり前の基準になってます。
それに加えて危険な中国産輸入食品の影響から
生産段階からの安全性を消費者が確認できるシステムまで要求されます。
お金を出して買う側からすれば全て当たり前の話です。
その辺を生産者の立場からもっとよく勉強するつもりです。
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