曳き船(ひきふね)祭り 2011-08-20
[日本海_NOTOブログより転載]
私は何十年ぶりかに参加しました。
それは別にして今年も応援にきてくださった
金沢星陵大学のみなさんには感謝しています。
酒も入っていて手荒な扱いをしていたかもしれませんが
本当にありがとうございましたm( _ _ )m
下は取材に来ていた北國新聞の紙面の切り抜き。
以下は私の知っている範囲で補足したものです。
曳き船は8時から始めますが、その前に神輿(みこし)を
円山(かぶとやま)山頂にある神社(海抜67M)から降ろさないといけないので
神社の中でお清めが6時くらいから始まります。
私は5時40分くらいに神社に行きましたがすでにみなさんいました。
それから浜まで降ろしました。
その後は朝食食べたり着替えたりでいったん解散です。
今年は終日曇っていて去年みたいに暑く(34度)なかったです。
去年のことは私は知りませんが、
去年は暑くて大変だったらしいです。
曳き船のルートは出発地から到着地の黒崎地区までです。
祭りに使う曳き船は能登島にある旅館の梅屋さんから借りてます。
今年は8月17日に天竜川の川下りで転覆死亡事故がおきたので
七尾にある海上保安庁から乗船定員15名は必ず守りように!
と強く言われたそうです。
黒崎地区で船から大小2基の神輿を降ろして地区内を練り歩いて神社まで行きます。
私が知っている昔のお祭りでは小学生くらいの子供獅子舞も同行してました。
オヤジに聞いたら「何年前の話だ?」と言われました。
私は休憩するたびに缶ビールを飲んでいたので
途中で少し酔っ払いました。
それで交代交代で神輿をかついでました。
ダッシュでワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ
とか酔っ払ったらまっすぐ歩けないからちょっと無理です。
午後になってから同じ農園で働いている青年2人
(宇出津の矢野くんと能登三井の森田くん)が見に来ていることに気がつきました。
缶ビールはいっぱいあったけど車で来てたからジュースを手渡しましたが
よく考えたら出店がひとつもありませんでした。
見に来る人にはいまいち面白くない祭りですね。
そんな話をしながら
「これからあの山の上にある神社まで神輿を納めに行きます」
と私がいったら、
「何段くらいあるの?」
「300くらいかな?100くらいだったかな?」と適当なことを言っていたら
実際に確かめに行ってきたようです。
「255段あった」と言ってましたが、まさか本当にのぼるとは思ってなかった。
写真は鳥居の下から上に向かって2月に撮ったものですが、
幅は神輿が通れるくらいです。
鳥居についてから階段を登るときは
今まで担いでもらっていた学生さんには休んでもらって
地区の人だけで境内まで上げました。
学生さんはここまでずっと神輿を担いできたので不満そうでしたが
安全面を考慮してのことかもしれません。
神輿の重さは大小ありますが
500~600キロくらいだと思います(違ってたらごめんなさい)。
それを10人で担ぐので、ひとり当たり60キロくらい。
だいたい60キロの米俵を肩にかついで
255段ある階段を一気に駆け上がる感じになります。
神社の階段を登り慣れていないと危ないかもしれません。
でも来年以降もこのスタイルでできるかどうかは分かりません。
地区も高齢化が進んでいるので5年後には担ぎ手がもっといなくなるかもしれません。
そうなったら神社から神輿を降ろすところから学生さんに頼むのかな?
久しぶりに祭りに参加した私としては現実を考えるとショックでした。
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