部分深耕天地返しと炭素循環農法 2013-10-01

2019年9月28日

(田畑転換でつまづいたこと の続きです)

部分深耕天地返しというのは畑の全面の天地返しを人力でするのは大変なので

一部分だけを天地返しする方法です。

その代わり1メートルほどと深く掘るので見た目は暗渠の掘り終わった姿です。

暗渠との違いは掘った土は表層の部分と硬盤層の部分と分けておくことです。

(俊 福田さんの動画をお借りしました) 動画の説明文:アップロード日: 2009/03/20

昔、農水省盛岡試験場の新井先生の講演を聞いて以来続けている方 法です。全面の天地返しは労力がかかり、また以後の地下水の吸い上がりも良くないことから、スコップ幅での部分深耕で硬盤をぶち抜けば地下水の吸い上げも 問題なく、十分効果があるということです。結果的に残さや雑草の種子や害虫のいる表層土は深層土と入れ替えることができます。

私はこの方法であれば田畑転換もうまく出来るかもしれないと考えました。

それから有機農法とは違いますが「炭素循環農法」というものがあります。

(月刊 現代農業- 2009年10月号- 炭素循環農法

http://www.ruralnet.or.jp/gn/200910/tanso.htm )

月刊 現代農業2009年10月号 静かなブーム 炭素循環農法 2013-09-30 08-16-53

ブラジル在住の林幸美さんのサイトでは詳しく実践例も混じえて解説されてますが、

最初見たときは大規模にやっていて驚きました。

(hayashi yukimiさんのギャラリー )

Picasa ウェブ アルバム - hayashi yukimi 2013-09-30 07-56-38

(実践4(2011~ ブラジル) http://freett.com/tenuki/jissen/rei4.html#j4-1 )

有機自然農法(炭素循環農法)の実際4 2013-09-29 22-25-28

youtubeには林さんの農場の様子の動画もアップされてますが

私が住んでいる中山間地域では2年ではどう考えても無理です。

でもブラジルで出来るのであれば

ひょっとしたら奥能登でも「炭素循環農法」もどきは出来るかもしれません。