借りている建物の状況(元養鶏場) 2015-10-25
大郷(だいごう)という地名の場所にある元養鶏場の建物を1棟お借りして
もみがらと米ぬかと竹林から採取した真っ白な土着菌のかたまり(はんぺんと呼びます)と
水だけでぼかし肥料を作っています。
まだうまく作れていないせいか、なかなか70度前後まで発酵してくれません。
2012年4月から1ヶ月間研修に行っていた日本農業実践学園では
他に赤土と魚粉も混ぜていたと思いますが、私としては材料は好みでいいと思ってます。
私の場合は借りている農地が散らばっていて土の状態がすべて違うので
それぞれに合うように作るのは大変なので最低限の基礎資材だけの配合にしました。
あとはほ場で散布してからその場所で作った枯れ草などの堆肥や地面と混ぜています。
今年から一時中断してぼかし肥料も使わないでほ場内の資源だけで
作物を栽培する方法を試験的にやっています。
刈り草は野焼きをしないですべて積み上げて堆肥化させています。
野焼きをする場合は穴水消防署に申請書を出して許可をもらうようにしました。
JGAPだと農薬も肥料も適切に管理していれば使えるんですが、
有機JASも考えているのでそこは有機栽培で使うぼかし肥料にします。
有機栽培で使える育苗培土も製作中ですがあと2~3年はかかると思います。
建物の片側に3年前(2012年9月11日)の秋に試験的にアップルミントを自宅の周りから移植しました。
母がかなり前にアップルミントを庭に植えてみて周りの地面にも植えてみたら勝手に増えて
草刈りしても生えてきて手に負えないと言っていたので、取ってきて移したわけです。
2012年9月11日の記事以外にもここにもばら撒いていました。
うまく共存できているようにも見えますが実際はどうなんでしょう?
建物の軒下なので雪が降ると雪の下敷きになるわけですが、春に雪が溶けるとちゃんと育ちます。
この3年間見てましたが今3メートルほどです。1年間に1メートルほどのスピードで広がりますね。
でもそれ以上に元養鶏場で鶏糞が効いているせいか地元の雑草も負けていません。
ヘビイチゴやヨモギやセイタカアワダチソウなどと勢力争いをしていますが、
軒下の方はアップルミントだけになったので雑草抑制効果は確かにありそうです。
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