4月20日と23日にヤーコン苗100株の植え付けと芝桜の移植をしました-2019-04-23
ここは2012年に新規就農して最初に耕作放棄地の再生に取り組んだ場所です。
川と道路にはさまれた狭い区画ですが、2012年11月11日から2日かかって草刈りをしました。この作業のことはこのサイトの、
1号ほ場の川の向こう岸の草刈り 2012-11-11
草刈りは大体終わった 2012-11-12
でまとめています。写真だけ転載しました。
今とは全然違う光景でした。刈草も大量に出たので、翌年の春に野焼きで草木灰肥料にしましたが、消防車が穴水消防署から来るおまけつきでした。119があったのでここまで来たら煙が見えたからだったようですが、実際の火事現場は別の場所でした。消防団員の私はというと「野焼きが完全に終わるまでいて下さい」と穴水消防署の隊員に言われてこっちにいました。そういうことがあったので、刈草の量が多すぎたり草木灰堆肥を作るとか野焼きをどうしてもしないといけない場合は、穴水消防署に野焼きの申請を実施する日の1週間前までに届けて許可をもらうようになりました。
2013年からは、草刈りを定期的にしながら土壌改良とこの場所で採算が取れそうな野菜の試作を繰り返しました。去年初めて在来種のヤーコン苗20株を日光種苗さんから購入してやってみてこれなら有機農業でも採算が取れそうだと確信できたので、今回は100株に増やしました。
今年は購入した苗で市場でも販売できる品質のヤーコンを生産できる栽培技術を確立させることが大きな目的です。自家育苗の研究も同時に進めます。
土壌改良の方は、もみがらと刈草のみを使って5年過ぎた去年あたりからやっと出来上がってきました。肥料は2013年はクズ大豆を使いましたが、2014年以降は有機JAS法の原則に適合させるために使わずにいました。でもクズ大豆は自家採種が容易なので、今後は有機肥料資材で使うことを検討しています。去年のヤーコン試作では牛ふん堆肥を使ってみました。今年は刈草堆肥と米ぬかとくん炭と緑肥作物で試作をします。
4月20日にヤーコン苗100株が日光種苗さんから届きました。
ヤーコン苗を植えつける予定の区画はもみがらを積んでおきました。
4月20日昼過ぎに先に草刈りをしておきました。
4本爪の備中鍬で20cmほどもみがらを混ぜながら土起こしをします。雑草の根は取り除けるものは畝のわきに積んで堆肥にします。
20日は右側半分の畝に52株植えつけましたが、今年は1枚の高畝に2列と3列植えをしています。これはあとで株元に土寄せをしながらさらに高畝を作っていくためです。
23日に残りの左半分の区画にヤーコン苗48株の植えつけをしました。要領は20日のときと同じですが、去年までよもぎを繁茂させていたので、よもぎの根の除去に時間がかかりました。3分の2くらいは畝のわきに積めたと思います。最後に市販のくん炭を株の周りにかぶせました。といっても上から振りかけただけです。ペパーミントが生きていたので、植え直しました。
この場所のペパーミントについては2015年4月に植えてました。順調だったのは最初の1年だけであとはよもぎの勢いに負けました。でもかろうじて生きていたのでペパーミントなどのミントは強いです。以下の3本の記事が見つかりました。
菊芋も出てきました。今年出てきた分は1ヶ所にまとめました。
この場所では2016年に試験栽培を一度だけしました。それ以降毎年発芽してきます。穴水町では5月には芽が伸びてきます。キクイモはイノシシの食害にあうのでちょっと慎重に試験栽培をしています。イノシシがここを「餌場(えさば)」と認識すると駆除が大変な作業になるからです。キクイモの駆除だけだと水につければいいことまでは分かりました。4本の記事が見つかりました。
甲駅(かぶとえき)の方で2015年から芝桜を育てていました。それをこっちに雑草対策で移しました。今年は様子見です。2012年11月に耕作放棄地再生に取り組んで7年目。やっと形ができた感じです。この区画は有機JAS規格のヤーコンの種芋を自家採取する目的も兼ねています。
芝桜については、「サイト内の記事の検索」から4本見つかりました。
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