ピーマンを定植する高畝をつくった 2012-05-05

2019年9月9日

遊休地というかそういう農地を借りるので

最初は土づくりから始めないといけないと思ってます。

それでそれに近い状態の家庭菜園の空き地を利用して試作してみました。

ここは去年F1かぼちゃの放任栽培で失敗した場所です。

F1の品種はちゃんと管理しないと良品は無理だと分かったことが収穫でした。

さて、遊休地については機械は使えないと仮定しました。

そして水はけもあまりよくなくて土も痩せていると。

という想定で出来るだけ作業の省力化と効率化を狙うつもりで

慣行農法ではやってはいけない(怒られる)ことをしてみました。

基本は畝は立てますが不耕起栽培です。

肥料を入れるにしてもたぶん運搬するだけで疲れると思うので

市販の資材は慣行農法のように大量に使いません。

水はけを良くするために高畝にしますが、収穫作業を考えて50センチくらいの高畝にします。

ここにピーマンを植えれば実がなる高さは1メートルあたりからになるので

腰をかがめて収穫しなくてもたぶんすみます。

畝と畝の通路の間は1メートルは取りたかったですが今回は試作なので40センチほどです。

ここには除草した雑草や収穫物の残滓などをそのまま捨てていきます。

圃場の外まで運ぶ手間を省略するためです。

収穫が終わったら畝はそのままにして来年も使うつもりです。

動物性堆肥や動物性の有機物を多用しなければ連作障害は出にくいと想います。

とここまで考えて実際に二畝作ってみました。

土壌のphは5.5でした。

まず地表面を20センチほど掘り起こしてみた。

通気性をよくするためにもみ殻を敷きました。

上から土をかけて元肥として市販のボカシ肥料を撒きました。

そしてまた土をかけて50センチの高畝が完成。

最後に裏山から落ち葉と一緒に山土も肥料袋2袋分ほど取ってきて散布。

乾燥防止にためにもみ殻をかけました。

今更ながらやってみて完熟してない資材を使うことに不安を覚えました。

でもこの状態で3年も不耕起で置いておけばいい土になるような気もする・・・・?

やっぱり最低でもボカシ肥料は自分で作る必要がありますね。

腐葉土もいちいち買っていたらコストがかかりすぎるので自作する必要があります。

それを考えたらあと2年はかかります。

じっくり取りかかることにします。

#ピーマン