6号圃場の排水対策(その2) 2012-11-16

2019年9月22日

6号圃場は2筆ありますが、合わせて5アールほどの面積です。

2筆の「筆」というのは土地を数える単位のことですが、

どうしてこういう変わった田んぼの形になったかというと

今は廃線になった「のと鉄道」の用地に一部がなっているためです。

ということで水は線路の下になっている田んぼの方からも流れてきてます。

昔はどうだったのかというと国土地理院が

「国土変遷アーカイブ空中写真閲覧システム」というものを公開しています。

http://archive.gsi.go.jp/airphoto/

ここで過去の航空写真を見ることができます。

甲地区で一番古い航空写真は1947年に米軍が撮影したものでした。

のと鉄道の前身の国鉄の能登線ができたのが穴水~鵜川までが1959年なので

米軍の航空写真には当然線路は写ってません。

1975年のカラーの航空写真では鉄道が見えます。

赤く囲った部分は私の編集ですが、お借りした田んぼです。

周囲にも田んぼの形が読み取れますが

現在残っている田んぼはわずかです。

私は小さい時にこの田んぼで遊んだ記憶がありますが、

田んぼに戻すのかとなると・・・・?です。

将来的には野菜と水稲を

交互に作付する形では考えてます。

どちらにせよ農地に戻すことが先ですが、

もみ殻だったら水稲を作付するときにも邪魔にはならないと思います。

ということで周囲の溝切りです。

溝切りと並行して水を溜める場所も作っておきました。