青色申告が終わった 2013-03-14
今日役場に行って何とか終りました。
去年の1月から3月までは前田農園さんで研修をしていたので
青色申告の対象は4月からですが、売上がゼロです。
去年の後半は親の年金(事業主借)で生活してました。
先月東京に行った時のセミナーではちゃんと生活設計を立てて
収支管理も当たり前のように出来ていた神奈川県の方の講演がありましたが、
それと比べれば私は落第です。
私は私のペースで進めるしかありませんが、
それでも遅くても来年の春作からはスタートできます。
去年耕作放棄地の草刈りをやって、
今年1年かけて土作りをするので
商品になれそうな作物が収穫できるまでに3年かかることになります。
青色申告の書類の作成については、当初は石川県の農林事務所から
受講案内があったソリマチの農業会計ソフトを考えてましたが、
ソフトの値段と今年は現金取引だけなので、最終的に止めました。
次に書籍で出ていた「EXCEL農業会計」を買ってきて、いざ入力しようとしましたが、
私のPCにはエクセルでなくてオープンオフィスが入っているのでマクロが動かず失敗。
でも農業者用の青色申告の勘定科目は理解出来ました。
最後に弥生の個人事業主専用の青色申告ソフトの
無料体験版を使って仕分けを終わらせました。
でもこれは体験版なので試算表は出せても「決算・申告」メニューが使えません。
貸借対照表と損益計算書はフリーのテンプレートを探して
農業用の勘定科目だけを追加して作成しました。
(貸借対照表PDF)
(損益計算書PDF)
この年になって青色申告を初めてしましたが、
農業をする=個人事業主ということだと実感できました。
そういえばまだ農協の生産者登録をしてませんでした。
青色申告が無事に終わってから農協に行って相談だけしてきました。
来年の確定申告ではちゃんと利益が計上できる立派な納税者になれるように頑張ってみます。
とその前に運転資金がないのでお盆までアルバイトをすることを考えてます。
今年は草刈りに没頭する必要がないので空き時間は取れると思います。
今年の事業計画ですが、来年以降を見据えて自家採種できる品種と数量を増やします。
有機JAS法での有機農産物の定義は、ナス科などの特例もありますが、
有機栽培の圃場で採れた種苗を使うことになっています。
(農業共済新聞2012年2月1週号:有機JAS改正案を了承 種苗の規格を厳しく)
どうせ収穫まで3年もかかるんだったら種苗も準備できるのではないか?と考えました。
それからコンパニオンプランツで利用できる植物を株分けなどでたくさん用意しておきます。
それと秋に施肥をする堆肥と来年の春用の育苗培養土の大量製造です。
これらが上手くかみ合えば来年以降は経費の節約と作業の省力化ができると思います。
そして有機JASとJGAPが取得出来れば販路も見つかると思います。
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