ブルーギルでなくて川鯛らしい 2013-05-20
今朝6号圃場の池に放したブルーギルを
隣で土盛工事をしている休耕田に埋めてきました。
家に戻って親父に「入り江にブルーギルがいた」と写真を見せたら
「これは川鯛の子供(チンタイ)だろう」と言われて???状態になりました。
補足すると川鯛というのは石川県での呼び方で普通は黒鯛やチヌといっている魚です。
(参考:「 黒鯛 チヌ 川鯛 2009年03月01日」 *****
素晴らしい能登 能登半島穴水町の幸寿し BLOG
http://kouzushi.her.jp/blog/archives/2009/03/post_1167.html )
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なんでも今から50年ほど前に入り江に水門を作ったときに
淡水化した入り江の奥の場所でいけすを作って「川鯛」の稚魚の飼育をしていたそうです。
そのことは当時の町役場と甲の青年団でやっていたので高齢の方は知っているそうです。
それである時に大雨でいけすが壊れて魚が逃げ出して住み着いたので
これは川鯛なんだそうです。
ぱっと見ると黒鯛とは違うので私はブルーギルだと思いましたが、
ブルーギルと川鯛では扱いが全然違ってきます。
今から50年前というと1960年代になりますがちょうどブルーギルが日本に入ってきた頃です。
当時は、「おめでたいプリンスフィッシュ」と称されて各地に放流されたという記録がある (Wikipedia)
そうなのでこれと関係があるかもしれませんが、
石川県の調査(2010年現在)では奥能登にはブルーギルはいないことになってます。
もしも町役場と青年団でブルーギルをいけすで飼育していたら
どこかに記録が残っているはずなので違うだろうし、
最近持ち込まれたものかもしれない。
何よりも私にはこれが川鯛なのかブルーギルなのか分からなくなりました。
ということでもう少しサンプルを集めることにします。
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