[参考資料]自然農法について 2013-09-25
今日の北國新聞の朝刊に羽咋市の記事がありました。
私のこのサイトの能登マップでみると一番下にある地域です。
羽咋市とJAはくいでは「自然栽培実践塾」を
青森県のりんご栽培農家の木村秋則氏を先生に招いて開講していることは知っていました。
羽咋市のホームページから「自然栽培実践塾」の内容を知ることが出来ます.
http://www.city.hakui.lg.jp/sypher/www/info/detail.jsp?id=3154
それはそれとして私が挑戦しているのは自然農法ではなくて有機JASに基づいた有機農法の方です。
もちろん自然農法については参考にしている部分はたくさんあります。
けれども私自身としては生産コストやら10アールあたりの収益性やら考えながら有機農法をしていたら
いつのまにか水戸市内原にある日本農業実践学園の有機野菜部で1ヶ月だけ研修していたときに
指導していただいた今泉先生が話していた「有機農法と自然農法の中間を狙っている教育している」
という方向に近づいてきました。
もっとも私の場合は少ない費用と労働力で最大の収益を得ようと考えた場合に
そこまでして自然農法にこだわる必要もないような部分は有機農法に置き換えるという方法です。
間違っても慣行農法で使用する化学肥料を同じ成分比の有機肥料に置き換えるだけ
ということではありません。
私は自家採種の方法については岡田茂吉氏が創始者のMOA自然農法センターの方法を取り入れています。
お借りしている農地については全て休耕田なので水稲以外の作物を栽培しようとすると転作田になります。
そしてお借りしてから知りましたが「中山間地域等直接支払制度」の対象になっている休耕田は
いつでも水田に戻せる状態が維持出来ないといけないので、
数年ごとのサイクルで田畑転換ができないといけません。
それで私は去年からずっとこの田畑転換方式で省力化と効率化が期待できて
収益性が高そうな方法を考えていました。
たまたま9月の始めの大雨でほとんど外の作業が出来なかったときにインターネットで調べていて
「ん???」という記事が見つかりました。
現代ビジネスの 安倍昭恵「対談『日本の食』を考える」
安倍晋三首相の夫人、安倍昭恵さんが食の「匠」や学識経験者に話を聞きながら、
日本の食について考える。 http://gendai.ismedia.jp/category/abe
この中の2013年09月02日(月)掲載の
自然栽培米生産者、石山範夫さんに聞く 【後編】 「自然栽培とは、自然と同じ条件の栽培を目指す農法」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36860?page=2
の中の天地返しをパワーショベルでしている文章でした。
「天地返しは自然農法でも重要な農業技術である」ということが分かりました。
今回この方法だったら上手くいくかもしれないというアイデアが浮かんだので
今年の秋はこの方法で全ての圃場の土作りをこれから始める予定です。
来年の春までにどこまで終わらせることができるか分かりませんが
今年の冬も雪の中の農作業が続きそうです。
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