去年栽培したホーリーバジルとエビスグサのこぼれ種から芽を出したものが混じってると思います-2024-05-24

2024年5月31日

セイタカアワダチソウに埋めつくされた荒れ地を開墾したらいろんな雑草が生えてきました。
たぶんその中に去年栽培したホーリーバジルとエビスグサのこぼれ種から芽を出したものが混じってると思います。
でも見分けがつかないので、もう少しこのままにして様子をみます。
ペット用の猫草で売られているエン麦は勝手に発芽してすでに野生化してます。
(追記:大きくなってきたら見分けられるようになりました)

これはたぶんホーリーバジル

去年の試作1年目はプランターで苗を作りましたが、その理由は発芽したばかりの双葉の姿を知りたかったからです。野菜はウリ科やナス科やアブラナ科などの品種ごとに特徴があります。ホーリーバジルはシソ科のハーブですが始めて栽培するので実際に見ないと分かりません。去年のプランターで発芽した双葉は三角形の葉で特徴がありました。下は6月7日の写真です。

 

シソ科のハーブや野菜はこぼれ種からも条件が合えば容易に発芽します。雑草と見分けられば毎年種を買ってくる必要がないので初期投資が安くすみます。ただし交雑しやすいので市場向けの品質を維持するときは、この畑にはこれしか栽培しない、外から違う種が飛んでこないように隔離するといった栽培方法を工夫する必要が出てきます。

ホーリーバジルのこぼれ種は今年は5月22日に発芽を確認できました。

ホーリーバジルの発芽適温は20度以上らしいので、穴水町の私のこの畑では5月20日過ぎが種まき適期になると思います。

 

これはエビスグサです

エビスグサもこぼれ種で容易に増えます。こちらはマメ科ですが、2段目の葉に特徴があります。

丸い双葉の中に2段目の葉の形が変わっているものが混じってますが、これがエビスグサです。

下の写真は去年8月16日のものですが、去年の夏は高温水不足で畑作物に被害が出ました。

写真の手前からホーリーバジル、エビスグサ、スイートソルゴーです。

私がエビスグサを栽培する理由はこんもりと茂るので夏場の高温期の土壌の乾燥防止に使えると思ったからです。

秋には1Mを超えてくるのでクモなどの天敵生物や野菜の日よけと風よけと雨よけにも使えます。

この場所では午後からの西日と台風対策で西側にエビスグサとスイートソルゴーを配置しています。

エビスグサの種子はお茶や漢方薬にも使えます。ミミズも増えますが、当然イノシシが掘り起こすのでイノシシ対策が必要です。

ホーリーバジルもエビスグサもどちらも成長すると1株でドラム缶のフタ以上に広がるので、もう少ししたら植え替えをして並べ直すことにします。移植も簡単なので放置すると雑草化すると思います。