1日目人参の播種(はしゅ)とじゃがいもの植えつけ 2012-04-02

2019年9月9日

午後から授業に参加しました。

先生をふくめて8人です。

晴天でしたがときどき強い風が吹いていました。

有機JAS認定を受けている8号圃場(ほじょう)で

ニンジン(品種名は「いなり5寸」)の播種(はしゅ)。

圃場(ほじょう)・・・作物を栽培する田畑。農圃。

播種(はしゅ)・・作物の種子をまくこと。その方法に撒播(さんぱ)・条播(じようは)・点播(てんぱ)の三種がある。 (出典:weblio辞書)

ニンジンはせり科でアフガニスタン原産の野菜です。

明日が雨予報なので今日種まきをしたそうです。

学園のある内原町では4月上旬までが

ニンジンの種まきの限度らしいです。

8号圃場は2年前から堆肥を一切入れていないそうです。

ぼかし肥料のみです。

今回のいなり5寸は元肥を入れないで追肥1回のみだそうです。

条間が20センチで株間が2~3センチで5列植えです。

最終的には間引いて株間を12~15センチにします。

20センチ間隔で5列のまき溝は

板に20センチごとに板を打って作った資材を使いました。

種をまいた後は平くわで鎮圧を1往復してから

不織布(ふしょくふ)をべたがけしました。

奥の畝(うね)が今回のものです。

圃場(ほじょう)の広さや長さはぱっと見ただけで

分かるようにしないといけませんね。・・・・忘れた。

それと土が基本的に違います。

団粒がどうこうというよりも能登みたいに赤土ではありません。

種まきは私もしましたが、無事に芽が出るのを願うばかりです。

休憩をはさんでから、じゃがいもの種芋を埋めました。

じゃがいもはナス科でアンデス原産です。

品種は種イモの価格などから「きたあかり」におちついたそうです。

この辺り(内原町)は3月20日以降に植えつけるそうです。

種いもは30~40グラムの大きさににカットする

3週間前から日光に当てさせておいた

(浴光催芽(よっこうさいが)といいます)ものです。

それから埋める2~3日前にカットしますが

切り口には草木灰などはつけずに

自然乾燥させたものです。

この種いもを条間70センチで張ったひもを目安にして

深さ15センチの溝を平くわで掘っていきます。

その溝に30センチ間隔で切り口を下にして並べました。

じゃがいもには元肥を入れました。

株間にぼかし肥料を片手でつかんでから

3等分に なるように  分けて撒きました。

その後は足で土を平らにならして終わりです。

芽が出たあとは、芽は2本だけ残すそうです。

じゃがいもの栽培方法はいろいろな方法があるようなので

能登に帰ってから研究してみます。

明日は「刈り敷き」の続きをする予定です。

午前中はキャベツ畑の刈り敷きをしたそうです。

効果は、わらを使ったマルチと同じです。

欠点は草を微生物が分解するときに窒素を消費するので

「窒素飢餓(ちっそきが)」状態になる場合があることです。

それから雨が多くて温度が高いときに「刈り敷き」をすると

十分に分解できないで腐敗して病気の原因になることです。

能登は冷涼で多湿なので安易に取り入れていいのか

帰ってから検討します。