にんじんの間引き(1回目) 2012-04-19

2019年9月9日

午前は8号圃場で3月13日に播種した人参の間引きです。

大根の畝の横に一畝分あります。

もう一畝は4月2日に播種したものです。

元肥は入れてません。

今回は除草プラス間引きプラス追肥でボカシを条間にまきます。

間引きは1回目なので、親指1本が入る間隔です。

2回目は指が4本入る間隔(8~12センチ)です。

ボカシを条間にまいたあとは、棒を使ってボカシの後をなぞっていきます。

これで土とボカシが混ざった状態の中耕になります。

終わったらべたがけしている不織布を元に戻します。

3月に寒い時期があったので生育は今ひとつです。

午後の最初に先生からここで作っているボカシ肥料の説明がありました。

以前調べてもらったら窒素(N)分が3%だったそうです。

今回の追肥では1平方メートルあたり100グラムの計算で入れているそうです。

農業でよく使う10アール(10a)に換算すると、

10アールは1000平方メートルなので1000倍して100キログラムになります。

窒素の量は100キログラムかける3%(0.03)なので、3キログラムです。

人参は追肥を2回するので3かける2で全部で6キロということになります。

普通は10アールあたり10キログラムは投入しているそうなので、

かなりの減肥料です。

それでもいい人参が収穫できていると話していました。

ボカシ肥料を上手く使うことが有機農業のコツだと感じました。