第13回有機農業公開セミナー1日目 2013-02-27
今回のテーマは「新規就農支援を考える」です。
生産者や農業関係団体の方以外に
北海道から九州までの地方自治体の職員の方や
バイヤーの方や一般の方も来られていてちょっと驚きました。
農林水産省生産局農産部農業環境対策課の伊藤博行氏の基調講演
「国の有機農業推進の現状と課題」を聴講して今年4月(平成25年度)
から国の方針が今までと変わることがはっきりと分かりました。
私なりに理解した範囲では、
国は地方自治体の特に市町村に対してのサポートを強化するということでした。
資金面は予算の関係があるので、まず国に集まっている情報を
市町村の担当者に提供することによって、生産者とバイヤーさん、消費者を
うまく結びつけて(マッチングという言葉を使っていました)、
有機農業の普及を図りたいということでした。
そのための栽培技術指導書というマニュアルも現在整備中で出来たものから
(財)土壌協会のHPで無償で公開しているということでした。
市町村に対しては有機農業を推進するとどんなメリットがあるのか
平成25年度からは説明していきたいとも話していました。
懇親会ではいろんな貴重な話を聞くことができました。
石川県は今年の4月から能登有料道路が無料化されます。
2年後には北陸新幹線が開業します。
石川県の方でもこういうセミナーを開催したいですねと
日本有機農業研究会の久保田理事が話していましたが
実現すれば石川県でも有機農業は広がっていくと思います。
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