JGAP指導員カードも届きました 2015-11-21
簡単に説明をするとJGAPやGGAP(グローバルギャップ)の仕組みを第三者認証といいます。
石川県GAPや農協GAPの仕組みは第二者認証といってこの部分が大きく違います。
生産者と検査をする認証機関のみの関係の第二者認証では、
悪い表現の仕方をしますが、問題が生じたときに隠蔽(いんぺい)する危険性があります。
検査をする認証機関を更に利害関係がまったくない第三者機関が検査することで
公正で信頼できる認証制度の仕組みにしています。
そしてJGAPは指導員と審査員を区別しています。
農場の管理責任者が指導員の資格を取ると従業員がいる場合は
彼らに対して直接指導(アドバイス)や助言をすることができます。
もちろん他の農場に対しても指導や助言ができます。
指導員が審査員になるための試験に合格すると審査員になりますが、
審査員になると指導や助言はできなくなります。
JGAPの指導員にならなくても審査に合格すればJGAP認証は取れますが、
基礎研修を受けた感想でいうと独学では取得までの時間がかかりすぎると感じました。
それからJGAPの管理点と適合基準という基準書の最初にある項目の1.2.4に
「新規圃場の適正を検討している」という項目があります。
これから新規で就農を考えている方は、
JGAPに適合する農地が就農したい市町村のどこにあるのか
自分の目で探すことができれば
早い段階で経営が軌道にのると思います。
前回のロンドン五輪では選手村で提供される食材は
「グローバルGAP」などの認証を受けた農場産限定になっています。
来年のリオ五輪もその方向で動いているので
2020年の東京五輪で使用する食材もそうなる可能性が高いです。
私の方はこれから圃場(ほじょう)作りを大急ぎで完成させていきますが、
穴水町出身ということで新規で就農したあとに
非農家出身ということもありますが、
どの耕作放棄地がすぐに収益が確保できる農地に再生できるか
知識不足で判断できませんでした。
やっとスタートラインというところですが、
2020年の東京五輪までには軌道にのせるつもりです。
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