ローズマリーを出荷しました 2015-12-02
おはようございます。
数日前から降っていた冷たい雨が昨日になってようやくあがったので
注文していただいたローズマリーを森本石油さんに届けました。
栽培履歴もいっしょに同封しましたが、様式のほうは
日本GAP協会の 標準書式「栽培情報」 2013を元に作成しました。
まだまだ不十分な点があると自分自身感じているので
とにかく一日も早く必要な書類と設備の方をJGAP基準に適合させていきます。
ローズマリーの方はトスカナブルーという料理用に使われる立性の品種です。
2012年9月に千葉県の渓風園からネット通販で3株購入した苗が
1株だけ生き延びて今も元気に成長しています。
購入先の渓風園さんの方は2013年からネット上でクレームの対応の失敗で
トラブルが起きていたようですが、クレーム処理は難しい問題です。
話をローズマリーに戻しますが、穴水町で3度冬越しを経験したので
こちらの風土に適応できたと私自身は考えています。
これからはこの1株を親株にしてローズマリー畑を作ることになりますが、
耕作放棄地とはいえ水田だった場所なので、いくつか工夫する点があります。
試行錯誤をしていて2株だめにしたあとで今の形に落ち着きましたが、
私が最初にイメージしていた安曇野の池田町にあるハーブセンターとは違ったものになりました。
あとでまとめますが、今はこんな感じです。
2012年9月定植後、2013年4月に現在地に移植しました。
2014年、2015年とそのまま栽培した4年目のローズマリーです。
4年でここまで大きくなるとは思わなかったので
ローズマリーのハーブ園を作る場合は株間を1.5メートルはとる必要がありそうです。
枝の収穫ですが、雪が降り出した時期なので強い剪定は控えました。
それでも切った枝は水差しに入れておくと発根するので、袋を愛菜果という保存袋を使いました。
保存袋を留めるものは輪ゴムやテープでとめるとゴミがでたり
最悪の場合異物混入の原因にもなるので「ハンデイシーラー」を今回は使ってます。
それで普通は収穫(剪定)した枝は調整場所のような建物に運んで
袋詰めの作業になるわけですが、JGAP基準の建物の整備が終わっていないので
直接収穫した圃場内で袋詰めをすることにしました。
剪定用のはさみは専用のきれいなものを使います。
(追記:写真のはさみは収穫用のはさみです)
ローズマリーの枝の相場が分からないのでどのくらいお届けすればよいのか
考えながら枝を収穫してましたが、今回は収穫コンテナ1箱分にしました。
ローズマリーのような成長するにつれて枝が木質化して太くなる植物は、
1~2年目と3年目以降で剪定方法が変わってきます。
夏の梅雨前の蒸れ対策と冬の積雪対策でも剪定方法が変わりますね。
私は剪定についてはほとんど初心者なのでまだまだ勉強中です。
ローズマリーの基本的な剪定方法は下のサイトの説明でいいいようです。
[リンク先: ジャルダン・ファヴォリ女子部 ローズマリーの剪定作業]
今はYOU TUBEでも教えてくれる人がいて助かっています。
でもローズマリーのイメージはやっぱり動画みたいな場所ですね。
田んぼの耕作放棄地で、それも冬期湛水(とうきたんすい)になるような
粘土質の場所でローズマリーを栽培しようと考えるのは私くらいでしょうね?
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