謹賀新年とキクイモ栽培 2016-01-01
石川県穴水町は雪のない正月を迎えましたが
今年もよろしくお願いします。
私の方は12月31日のどたばたを引きずっての
あわただしい正月ですが、それは落ち着いてから報告します。
2016年の事業計画
「キクイモ」の生産を始めることにしました。
近年世界的にみても糖尿病患者の急増が社会問題になっているので
私としては「キクイモ」の需要が見込めると判断しました。
キクイモ と JGAP について
「キクイモ」は栽培自体は容易ですが繁殖力が強すぎて、
環境省から「要注意外来生物」に指定されている作物です。
特に能登半島は世界農業遺産に登録されているので
きちんと栽培管理できることが生産者に要求されます。
その点はJGAPの管理手法で対処できると考えています。
キクイモは生食できるのか?
サイトによってはキクイモはあくが強いので生食には向かないと書いているサイトと
それとは反対で生食OKと書いているサイトと分かれていますが、
生食OKのキクイモは有機肥料で無農薬栽培や自然栽培のようです。
窒素分の多い化学肥料で育てたほうれんそうなどは
シュウ酸を多く含むのであくが強くなることは知られていますし、
大きく太ったキクイモを収穫するためには
多くの肥料を与える必要があるので、
生食できるかできないかについては
土壌に残っている肥料成分とその量と
栽培中に与える化学肥料が原因だろうと私は考えています。
キクイモは有機JASで生食出来る作物にできるか?
そこで私としてはJGAPで有機JAS規格のキクイモを生産する計画です。
今は漬物や煮物や加工原料といった利用が多いようですが
あくが少なく生食可能となればサラダの食材として用途が広がると思います。
5月までに植え付けを終わらせて栽培データを集めるつもりです。
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