農薬も化学肥料も軽トラもない。あるのは刈り払い機と「もみがらくん炭器」くらい。 2016-01-05

2021年4月13日

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農作業用の資材を保管している納屋もみせましたが、

他にあるのは「スパイラルボーラー」というらせん状の穴掘り器や除草用の鎌とか鍬とかスコップとかです。

刈り払い機はリョウビ製ですが、あまり安すぎるものは値段相応ですぐに壊れました。

使用燃料はガソリンとエンジンオイルが50対1の混合燃料です。

混合されているものも売られていますが

ガソリンスタンドで作ってもらった方が安上がりです。

18リットル缶には混合燃料だと分かるように表示をして管理してます。

赤い色をしたペットボトルの中身はとうがらしが浮いていますが

「ストチュウ」と呼ばれている自然農薬です。

2011年10月に木酢液、梅、柿、とうがらし、黒糖を漬け込んで作ったものでした。

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「もみがらくん炭」は完全に出来上がるまでそばで監視しないと

火事になる危険があるので面倒くさくなって、くん炭作りをやめました。

今はその代わりにもみがらを直接地面にまく方法に切り替えました。

でもそのままだと風が吹くと飛んでいくので、

米ぬかを振りかけて軽く混ぜ合わせて水をかけておきます。

そうすると米ぬかが水分を含んで糊の役目をするので風でも飛んでいきません。

私が有機農業を選択した大きな理由は農薬と化学肥料を管理する必要がないからでした。

それと種苗代も最初だけで翌年からは自家採取したものを使うのでコストが抑えられます。

軽トラは必需品でしょうが維持費はかかります。

管理機やトラクターなどの農業機械も同様です。

それらのコストがかかっていないので所得がほとんどなくても

補助金や助成金をもらわずに今まで続けてこれています。

もっとも兄弟から大きな金額の借金をしているので早く売り上げを出す必要はあります。

私の場合はJGAPはそのための投資です。

「もみがらくん炭」にかなり興味がありそうだったので

近くの甲ライスセンターの「もみがらくん炭」も案内しました。

写真の野焼きの田んぼは、しめなわ用の専用の稲わらを作っている

浜中さんの田んぼです。水田といってもお米だけではないです。

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