今日突然ここの畑2枚(2筆)を売ったからと地主さんに言われました-2019-06-02

2019年10月22日

今日突然ここの畑2枚(2筆)を売ったからと地主さんに言われました。

買い主にすぐに明け渡すかどうかは不明ですが、中山間地管理組合から管理を委託されていることもあって書類上の手続きなどいろいろとすることがあると思います。

以前あったように私が知らないうちにいきなり更地にされると困ります。

それで今栽培中の作物を急いで移動させる必要が生じました。

ペニーロイヤルミント12株は移転終わりました。えん麦などもこれから急いで移転させます。

 

 

 

上の記事は自分のフェイスブックから転載したものです。

 

今栽培中のものは、野良生えさせて自家採取することで有機JAS規格の種を育成している「えん麦のアムリ2」と今年から始めた「食用ひまわり」です。白クローバーなど緑肥作物もあります。これからこれらを全部移植させます。有機農業を有機JAS規格で始めると一番大変な作業が、この自分で使う種苗は全部自分の管理している圃場(ほ場)とその周辺に自生しているものだけを使うこと、という規定です。買ってきた種苗を自家育成させるには最低でも3年かかります。野良生えでも自家採取でも3年繰り返すと4年目からは自分の圃場(ほ場)独自の種苗に性質が変化していきます。遺伝子組み換え技術を使えば短縮できますが、それはご法度だから。地道にするしかないし、長い目でみればこれが他所との差別化につながります。

有機JASでは圃場(ほ場)に最低2年以上化学肥料や農薬を使用していない管理方法をしていることという規定がありますが、これもどうやってそのことを証明するかというとそこの生産者が有機農業についてもちゃんとした知識を取得していることが必要になります。

家庭菜園の場合はどんなことをしても構いませんが、直売所など不特定多数の人に物品を販売してお金を手に入れるときは最低限の法令を守る必要が出てきます。

買い主の人の素性が分かりませんが、営利目的でなくて単純な家庭菜園だったら問題は起きないでしょうが、そうでない場合は私にもなんらかのクレームが来る可能性があるので、ちょっと調べます。