「表現の不自由展」という名前の「報道の不自由展」-2019-10-01

良いか悪いかは見る人が判断する、見る内容は誰からも強制されない、ことが芸術だと思います

私は「あいちトリエンナーレ2019」という芸術祭があることを今回の騒動まで知りませんでした。「あいちトリエンナーレ2019」を見に行きたくても日帰りで行けないからちょっと遠いな。

私は美術や音楽や文学などの芸術は多くの人に見てもらって初めて価値があると考えています。そしてこれはいいから見るべきだとかこれは教育上悪いから見るなとか他人から強制されないことも大事です。だからその中の一部の企画の「表現の不自由展」がわずか3日で公開中止になったことは非常に残念な思いです。

今回の「あいちトリエンナーレ2019」の総監督をしている津田大介氏は朝日新聞の論壇委員です。

 

けれども日本のマスメディアの報道の仕方をみると「 報道の不自由展」です

日本のマスメディアの報道の仕方には違和感を覚えます。自分たちに都合の良い部分だけを切り取って安倍政府批判の論調で報道する。都合の悪い部分は報道しない。これでは報道の不自由展です。せっかく全国放送できるテレビがあるんだったら全ての内容を報道するべきです。良いか悪いかは見る人が判断する。そうしないと前衛芸術は生まれません。

日本のマスメディアが報道しない内容

2015年の日韓の慰安婦合意で撤去されるはずだったものばかり日本の報道で流れますが、実際は昭和天皇陛下の写真を燃やして足で踏みつけたり、上の論座の記事の写真のような墓を展示したりしています。

今展示の再開をするように津田大介氏と大村知事を支持する人たちが要求していますが、展示の再開をするのであれば最初の状態で全部展示するべきです。展示内容の一部を削除したり入れ替えたりするべきではありません。

補助金の問題はホワイト国から外した問題と同じ理由です

補助金は申請したときは書類審査だけですが、実際に始めてからも審査(調査)をしています。そして申請時と違っていれば支給されません。その部分がおかしいから補助金が出ないだけです。手続き上の不備が原因であるものをあたかも憲法の表現の自由に違反していると騒ぐのは、韓国がホワイト国から外されて今も騒いでいることと同じ行為です。いったいどこの国の人たちなんだろう?

実際に見てこられた門田隆将さんのツイートと動画を参考にこの記事を書きました