今年もウラジロ採取を始めました-2019-11-09

去年から石川県金沢市の中央卸売市場さんからの依頼でウラジロとユズリハの採取をしています。

これは正月のしめ飾りや鏡餅の材料です。写真は去年の鏡餅用のものですがこんなやつ。

 

 

分かっていると思うけど念のために一応言っておくと

398円でスーパーで売ってますが、私の取り分は全部ではありません。

値段は絶対に言うなと止められています。

ZOZOの前澤さんが今年の2月にツイッターで「1万円の服の原価は2000~3000円って知ってた?」といって炎上騒ぎになりましたが、あれと同じで企業秘密です。

 

でも採取場所は何か所かありますが、たぶん大丈夫だと思う。

そのひとつに能登半島の能登町に珪化木公園 (けいかぼくこうえん) という場所があります。

能登半島の地図でカメラマークのある部分です。そこの周辺の山の山頂から中腹にかけてです。

 

 

この地区は去年ユネスコの無形文化遺産に登録された「アマメハギ」の里でもあるんです。

それから大和堆でイカ釣りをする漁船団の母港の小木港もあります。

大和堆は今は北朝鮮韓国中国に侵略されて大変なことになっています。

 

荒天時の山は危険なので、天気を見ながらの早朝から夕方までの作業です。

ウラジロがあるポイントまでは30分から1時間くらい歩くことも普通です。

今の時期の山は日が暮れると一気に暗くなるので、午後3時を過ぎると下山します。

 

私は採取データを記録する意味でヤマップを使っています。

昨日の午前中はこんな感じでした。

ここはまだウラジロのある場所まで近いので昼食休憩で下山できます。

移動時間が長い場合はあらかじめ弁当持参で山に上がります。

https://yamap.com/activities/4982938

 

新年の祝い方は世界中で様々ですが、しめ飾りやしめ縄といった正月飾りは中国や朝鮮に見られない日本の伝統文化です。

今は中国産の安い正月飾りが簡単に手に入ります。

でも正月くらいは日本産のしめ飾りで祝いたいという方もいると思うので、去年引き受けました。

今年も引き受けましたが、

ウラジロのある場所は山の斜面で足場が悪いです。

山歩きに慣れていないと若い人でも毎日となると体力的にきついかもしれません。

儲けることも大事ですが、そればかりを最優先に考えたらモチベーションが続かないかもしれません。