今の穴水町には品質の良いものを作ろうと考える生産者がいないという結論にたどり着きました-2019-11-15

今年も春先から普通では考えられない事案が起きていてその原因を探っていました。

 

 

緑の円の中の土壌が海水混じりの腐った水をかぶってほぼ全滅。

東日本大震災で農地がヘドロ混じりの津波をかぶったのと似ているので復旧には時間がかかります。

そして相変わらず何か始めるとゴミが飛んでくる。

だから今年は盆過ぎに行う秋祭りに参加しませんでした。

酒に酔って暴れて誰かをぶん殴ると反安倍左翼が喜ぶだけなので。

10月1日を最後に草刈りもやめました。

草刈り機も振り回したら危険だろう。

2011年に約30年ぶりに帰郷してからもいろいろな場所に出かけていろんな人と様々な話をしてきましたが、そういえば穴水町では補助金の話はあっても品質の良いものを作ろうという話はほとんどなかったことに気づきました。

あ、そういうことだったのか。疑問が解けました。

これでは高齢化過疎化で自然消滅も無理はない。

11月12日の北國新聞朝刊で石川県GAPを取得する生産者が少ないという記事が出ていました。

GAPは高品質なものを作るという考え方が何よりも大切です。

それで初めて安く輸入される海外産や国内の他の産地との品質の競争になっても生き残っていけます。

高品質なものを作るためには、きれいな水、健全な土壌、専門的な知識を持ったひとが必要になります。

ITやAIはそのためのツールです。

北國新聞の記事では制度の周知に力を入れるとなっていますが、

高品質なものを作る気持ちのない人にはGAPは無駄だろうというのが私の結論です。