11月14日に警察に通報されて事情聴取されました-2020-11-17
先週土曜日に宇出津の山でウラジロ採取4人でしていたら、警察に通報されて事情聴取されました。
私はそのときに初めてこの山一帯の所有者が不明で許可を受けていないことを知りました。
警察の方からは、許可をもらった山だけで採取をしてくださいと指導を受けました。
親父は「あまめはぎの里」の旧内浦町の秋吉地区の方はちゃんと許可をもらってあると話しています。
今後はそこで採取を続けます。
宇出津の方でこの話を聞いたら私達のことです。
そのときに知りましたが、通報した人とは今年亡くなった濱中(はまなか)さんのときからトラブルになっていたそうです。詳細は親父に聞いてみてください。
私の方としても濱中さんの頃のウラジロ採取方法もふくめて特に法律関係でいろいろと自分で調べるつもりです。
今回は能登町警察署の方や金沢中央卸売市場さんと石川県しめ縄組合の方やその関係者の方々にご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。
(追記)
上の文章はフェイスブックで書いたものです。
その後の私が調べたことを記します。
私たちがウラジロ採取をする前は、何十年もの間、石川県しめ縄組合の組合長でもあった濱中さんが取り仕切っていました。私の親父と濱中さんとは若い頃にいっしょにギターの流しをしながら奥能登の飲み屋を巡っていたそうです。ふだんから一緒に船で漁に出ていました。そういう関係でウラジロの採取を濱中さんのところでしていましたが、採取と金沢までの運搬担当でした。選別作業はしたことがありません。ユズリハは違う人が専門でやっていました。
3年前に濱中さんが高齢になっていつまで続けられるか不安な面が出てきました。家族が続けることに反対していたそうです。それで金沢中央卸売市場さんから私の家にウラジロ採取を濱中さんとは別に手伝ってもらえないかと夏頃に照会がありました。その時点では濱中さんもしめ縄作りをするつもりでいました。濱中さんの場合は10人以上でウラジロ採取をしていましたが、手伝いということで4~5人という少人数で引き受けました。採取で入る山は長年入っていた同じ山です。入山の許可は毎年自動継続みたいな形でした。
11月になって突然濱中さん側からドタキャンがありました。それで濱中さんが担当していた採取量もふくめた全量を採取して選別までするという話になりました。この辺のことはその当時に簡単に記しています。
親父の方は仕事の発注元が濱中さんと時とまったく同じ金沢中央卸売市場と石川県しめ縄組合なので、継続された事業だと考えていました。入山の許可の方法も変わっていないと考えていました。
今年の春に濱中さんが他界しました。
今年で3年目になりますが、今まで2年間でクレームがくることがなかったので、今年も今まで通りの方法で採取できると思っていたそうです。
私自身は濱中さんのしめ縄作りの作業場には出入りしたことはほとんどありません。一度だけ、不要になったワラをもらいに行ったことがあるだけです。ウラジロの採取の経験はありません。それでウラジロのある山の場所と採取方法と選別作業を覚えることにこの2年間専念していました。ヤマップという登山用アプリを使って行動記録を残していたのもそういう理由からです。
今回の通報の件で濱中さんが生きていた頃の採取方法や人間関係などいろいろと調べる必要が出てきました。
濱中さんが生きていた頃と他界した今では違います。(追記おわり)
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