ボカシ肥料づくり 2012-04-11

2019年9月9日

午後からボカシ肥料を作りましたが外は雨です。

雨の日の屋内での作業なのでどうしても暗くなります。

それで写真は撮りませんでした。

作業のイメージは日本農業実践学園のホームページにある感じです。

ボカシ肥料をつくる意味を最初に図を使って説明してもらいました。

作り方はこちらでは「米ぬか5、魚粉2,赤土2,もみ殻くん炭1」

に「竹林の土着菌(ハンペンと呼ぶそうです)」を混ぜ込みます。

竹林の土着菌が手に入らない場合は作っておいたボカシ肥料を少量混ぜます(戻しボカシといいます)。

今回は雨で採取に行けなかったので「戻しボカシ」を使いました。

一回に100キロ単位で作っているそうです。

魚粉はいわしの魚油をとるときに出る魚のカスをJAで販売しているので

それを使ってます。20キロあたり2600円と聞きました。

この魚粉に関しては外から購入しているので

年に1回有機農業に使用してもいい資材であることを証明する書類を

製造元からもらう必要があります。

「赤土」は保水性が良いのでうまく混ぜ込めるようにするために使います。

ポイントは水分調整と温度管理です。

混ぜ方は小麦粉や白玉粉などで団子を作る感じです。

それで水は一度に大量にかけるとそこだけ固まって

全体をうまく混ぜることができなくなるので

少しずつかけて混ぜていきます。

耳たぶぐらいの硬さになれば出来上がりです。

混ぜたらボカシの山に温度計をさしてビニールシートでおおって

雨の当たらない場所に保管します。

このあとは1日に1回かき混ぜます。

[4月13日追記] ・・・・・

温度計を見て45度以上あればかき混ぜ(切り返し)ます。

45度以下だったらその必要はありません。[追記終わり]

発酵温度は45~50度になるようにします。

それ以上の温度になると「焼けボカシ」になって質が悪いものになります。

今の時期なら1ヶ月ほどで完成します。

注意する点は「発酵」と「腐敗」は違うということです。

腐敗すると異臭がするので分かるそうです。