冬の間ずっと畑に埋めっぱなしにしていたヤーコンを掘り起こしました-2021-03-27

2021年4月5日

昨日(3月26日)、冬の間ずっと畑に埋めっぱなしにしていたヤーコンを掘り起こしました。
イモの上についているゴツゴツした丸い固まりが種イモです。
写真のヤーコンは自家増殖できるペルー種です。
ずっと能登半島での良質の種イモができる条件を探ってきましたが、少し分かってきました。
ヤーコンに限らずどんな野菜や肉牛などの家畜でも良質な種イモ(親)から良質な果実ができます。
それで私は良質な種イモを作る作業から始めました。
今の日本ではほとんどお店から種や苗を買ってきます。でも昔ながらの有機農法では自分で選抜して種から作っていきます。この作業が一番難しくて時間がかかる部分です。
種苗法の改正の本当の目的は、盗みに来る韓国や中国からここを守ることでした。
去年は500株の苗をあちこちで栽培してみてここと別の場所の2ヶ所で生き残りました。
種イモが取れそうなものは50株ほどです。
わざと厳しい環境にさらしていましたが、幸運にも生き残ってくれました。
去年三宅さんからいただいたヤーコン2品種のうちアンデスの乙女は良質な種イモができていました。
アンデスの雪は全滅したみたいですが、これは私の栽培ミスです。
今は急いで苗床を作ってます。

 

(上、自家増殖しているペルー在来種)

 

 

(上は、アンデスの乙女)