2012年の簡単なまとめ 2015-07-22

2019年9月28日

箇条書き形式でざっとまとめます。

2月25日(土) 有機農業入門講座2012 参加

4月1日~4月30日 日本農業実践学園 有機農業研修

2015年6月現在 茨城県から持ち帰った種苗で残っているものは「レモンタイム」「ゴールデンクイーンタイム」「やつふさ唐辛子」です。

4月1日付で輪島税務署に個人事業主開業届。商号は「のとぴぃ(notopyi.jp)」と青色申告届。青色申告については税務署の方から白色申告をしてもいいけれど平成26年1月からは記帳と帳簿の保存が義務付けられるから、これから新規で個人事業主になるんだったら最初から青色申告で始めた方が良いと思うよ。とアドバイスを受けて青色申告で始めた経緯があります。

5月から米ぬかを穴水町と能登町のコイン精米所で調達をして「ボカシ肥料」を作成開始。

6月 旧田地区①~④(耕作放棄地)を消防団の佐藤さんから借りて整備開始。佐藤さんは2015年4月の穴水町町議会議員選挙で当選した佐藤さんです。

6月 穴水町消防団訓練大会のポンプ車操法の部で甲分団優勝。私は補助員してました。7月の石川県大会では8位入賞でしたが、おやじは親子で県大会に出れたことを喜んでました。

7月 大甲開田(い33ー1)、小甲開田(ろ53~ろ56)借りる。

8月 大甲(い18)借りる。

8月 大郷地区の養鶏場の鶏舎だった1棟を「ボカシ肥料製作所」として借りる。

9月 甲駅(レ167-1,レ174-1)、入り江(わ16-2~わ20借りる)

10月 穴水町農業委員会へ「利用券設定等申出書」を提出、受理される。

年末まで草刈り、野焼き、試験栽培をしています。

12月 トラクター講習(大特の農耕車限定免許取得)を受講しました。

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助成金や栽培作物や農業技術のことで何度か能登空港にある石川県奥能登農林総合事務所の農業振興部担い手支援課に出向きました。結果として助成金受給をあきらめたわけですが、ひとことで言うと農家の跡取りでもなければ申請をしてもまず通らないことが分かったためです。

まず「認定就農者」という制度があります。これの審査をするのは各都道府県庁ですが、書類選考なので何度も書き直して半年くらいかかっても運良く通ればいい方ということでした。

次に「認定農業者」という制度があります。こちらの審査は市町村です。「認定就農者」に比べれば地元の役場が審査するので農家の跡取りだと申請が通りやすいそうですが、新規就農者の場合は先にきちんとした栽培計画に基づいた販売実績がないと常識的には難しいですよね?となって耕作放棄地からスタートした私の場合はここをまともな農地に戻して10アールあたりいくらいくらの収益が出せるようになってからの話になるので助成金は諦めました。

ちなみに「エコファーマー」認定制度がありますが、これを審査するのは「認定就農者」と同じ都道府県なので、「認定就農者」が前提になります。

次に借りている農地の管理区分です。

土地台帳は市町村の農業委員会にあるので賃貸借は農業委員会を通します。実際はそこまで杓子定規にしなくても荒れないようにきちんと管理だけしてくれればいいと言ってくれる地権者の方もいるので、私の借りている農地もすべて賃貸借設定がされているわけではありません。

それから甲地区は農林水産省のいうことろの「中山間地域」に該当します。それで「中山間地域等直接支払制度」の対象になる休耕田と耕作放棄地は管理組合が管理しています。

加えて奥能登農業共済組合の管理簿にも載っています。「水稲生産実施計画及び作付面積確認依頼書兼水稲共済細目異動申告書」を春先にNOSAIに提出しています。

最初私は同じひとつの農地にいろいろくっついてきて訳が分かりませんでした。今はそれも合わせて自分の管理台帳に記載する必要があると感じています。

ついでのついでですが有機JAS法で指す農作物は有機JAS認証を受けた生産圃場で収穫された農作物をいいます。圃場に対しての有機JAS認証なのでどんな農作物を作っても構いません。エコファーマー認定を受けた生産者の場合は、生産するひとつひとつの品種の農作物について認定を受ける必要があるという違いがあります。

それと有機JASの場合は栽培から収穫までの生産管理者と収穫した農作物を小分けして加工販売する管理者とそれぞれ別々の認証が必要になります。認証エリアも「日本国内のみ有効」」と「世界共通」と2種類の認証団体が混在しています。

JGAP認証の場合は圃場管理の部分は有機JASと共通ですが、生産管理全般を指すので収穫した農産物を小分け出荷する部分も含みます。また認証エリアは世界共通です。

今私が最優先で取り組んでいるのはJGAPに基づいた農場管理の方です。

もっとも旧田の案内看板には「エコサート」というフランスが本部の有機JASの認証を受けるつもりですと書いてますが。