経営理念(ビジネスポリシー)
[2018-02-05 ]
ASIAGAPに対応するために改めて以下の4項目で作り変えました。
ビジネスポリシー のとぴぃ 2018.02.05改訂
1.(2020東京五輪に国産食材を供給する)
世界農業遺産「能登の里山里海」の自然環境資源を活用して有機JAS規格の農作物の生産に取り組む。
2. (外貨を稼いで国の財政に貢献する)
ASIAGAP認証を取得して輸出に対応できる農場のルールを作って運用する。
3.(食料の生産できる農地を増やす)
耕作放棄地の再生で地球規模で起きている農地の荒廃による食糧不足を解消させる。
4.(最新技術と知識の習得に努める)
従来の伝統ある農業を継承しながらも、ITとクラウドも取り入れて、農福連携や環境保全型農業といった新しい農業スタイルにも対応できるようにする。
[2015-11-24 作成]
JGAP指導員資格を取得できたので作り直しました。
理想や願望ではなくて確実にできるだろうという内容で
4項目にまとめました。
その1 「能登半島版の耕作放棄地再生マニュアルを作成する。」
これは能登半島の中山間地域で10アール未満の
小区画の農地がどうしても耕作放棄地になってしまう現状を
改善させるためです。
その2 「JGAPによる有機JAS(JONA)規格の農産物の生産流通をはかる。」
2020年の東京五輪の選手村に能登半島産の農産物を供給して
能登半島の振興を図ります。
その3 「所得税の納税額で能登半島のナンバー1を目指す。」
納税は日本国民の義務です。
いくら儲けたのかというよりもいくら納税したかで日本に貢献します。
その4 「きれいな水資源を後世に残すことによって環境循環型の
地域社会を形成します。」
おいしい農産物を生産するためにはきれいな水が必要不可欠です。
化学処理に頼らなくてもすむようなきれいな水が飲める里山と里海の
自然環境を残す努力を続けます。
以上ですが、2012年から2015年までの4年間で
人脈はできたので、達成できると思います。
参考までに2012年に新規就農した時に作った経営理念は次のようなものでした。
[2012-03-04]
新しく始めるにあたって次のことを目標にします。
- 人にも自然にもやさしい土づくりをします。
- JGAP認証を目指します。
- 市場の要求に応えられる品質と数量を一定期間生産できるようにします。
1. 人にも自然にもやさしい土づくりをします。とは、
「能登はやさしさ土までも」の言葉のイメージする土づくりをするということです。
2.JGAP認証を目指します。のJGAP(ジェイ・ギャップ)とは、
Japan Good Agricultural Practice(日本の良い農業のやり方の基準)の略です。
生産する側からみれば「適切な農場管理とその実施のための基準」です。
[新板GAP入門 田上隆一著p.36]
消費者に安心して食べていただける安全な作物を生産するには
「土づくり」はもちろん大切ですが、
生産農場もきちんと管理する必要があると考えています。
(下は日本GAP協会にあったパンフレットです)
3.市場の要求に応えられる品質と数量を一定期間生産できるようにします。
とはいうものの現在の日本の有機農業の壁の部分だと私は考えています。
日本で消費されるほとんどの有機農産物は海外からの輸入品です。
国産品の品質はすばらしいのですが、生産量から流通市場にはまず出てきません。
市場の要求する品質と数量にどうやって答えていくか、
確かにいろいろな問題はありますが克服する方法は必ずあるはずです。
これを目標にしてこれから有機農業に取り組んでいきます。