石川県の農業の現状と問題点 2012-04-11

2019年9月9日

11日は朝から小雨がぱらついています。

学生さんは新入生歓迎のドッジボール大会をしているので

私はナスとピーマンの鉢上げと小松菜に水をやって自習です。

部屋に戻ってネットブックを使って

石川県の農林水産部が作成した

「環境保全型農業推進計画」(平成22年3月)を見ていました。

クリックしてisikawa_kankyo_keikaku_1.pdfにアクセス

PDFファイルなので閲覧用のソフトが必要です。

全文はそちらを見てもらうことにして、

ここでは私が気になった部分のみを引用します。

参照した資料は画像でアップしておきます。

(6ページ)

⑤有機農業の取組は少ない

どういうことなのか具体的に年度別の資料で見ていきます。

平成13~14年をピークにして減少していました。

(7ページ)

けれども別の資料(4ページ)ではエコ農業者は増え続けています。

このことから有機農業を始めてみたものの採算が合わなくて

エコ農業に切り替えた人が増えたと判断できます。

それでは実際に石川県で有機農業をしている方がどこで苦労しているか

アンケート結果から見ていきます。

アンケート実施日は平成20年1月6日です。

(22ページ)

(25ページ)

「除草が難しい。」

「労力がかかり規模が制限される。」

「期待する所得が得られない。」

「有機JAS制度が普及・浸透していない。」

「収量不安定」「病害虫防除難しい。」「販路が少ない。」

等が上位に挙げられました。

それで石川県としては有機農業よりも

まず慣行農業からエコ農業へ誘導する方向で進めるようです。

石川県のエコ農業推進政策は3つの栽培方式に分類されます。

そして平成27年度までには耕作面積の1割をエコ農業の取り組み面積にする

という目標を掲げています。

最後ですが、以上のことを踏まえて日本農業実践学園で

残りの期間の研修を続けるつもりです。

(20ページ)

(11ページ)