テレ朝ニュース「東京五輪 提供する国産食材の「基準」決まる-2017-03-25 00:05

2019年10月13日

2020年の東京オリンピック・パラリンピックの選手村などで国産食材を提供するための基準が決まりました。

基準は24日に行われた大会組織委員会の理事会で決定しました。農家が大会で農産物を提供するためには「GAP」と呼ばれる安全性に関する国際規格の認証を取るか、これに準じた自治体の制度で生産管理をしていることなどが条件となります。GAPを得るためには、農薬の取り扱いや廃棄物の処分、作業者の安全確保など多岐にわたる審査項目をクリアしないといけません。畜産物や水産物についても同等の認証が求められます。現在、認証を取得している国内の農家は全農家の約1%の4500件程度にとどまっていて、2020年のオリンピックで提供する国産食材の不足が懸念されています。