米ぬかに水とはんぺんだけのぼかし肥料作り 2012-05-10

2019年9月9日

最初に雨上がりの林に行って

はんぺん(土着菌)を集めてきました。

それから下に引くブルーシートを外で広げて掃除。

作る場所も綺麗に掃除をしてから始めました。

材料は、はんぺん、米ぬか50キロほど、水です。

まず米ぬかをブルーシートの上にあけて

はんぺんを入れます。

水は一度に入れると玉になるのでジョウロで少しずつ水をかけて

ブルーシートを傷つけないようにスコップで丁寧にかき混ぜます。

一番大事なポイントは水分の量なんですが、

お団子を作るときの耳たぶくらいのかたさが目安です。

有機野菜部ではボカシ肥料を作っていたので

そのときの材料のかたさを目安に水を入れてみましたが、

多すぎた場合は腐敗するので、

気持ち少なめにしてみました。

最後に棒状の温度計をさして

ブルーシートをゆったりとかけておもしをのせました。

ゆったりとかける理由ははんぺん(土着菌)が好気性だからです。

・・・・と材料が違いますが、

作業工程はほとんど有機野菜部で教わったボカシ肥料と同じでした。

もしもうまくできなかった場合は、

多分というか間違いなく水分調整で失敗しています。

こちらの畑は私の家の家庭菜園もそうですが

土壌成分が場所ごとに微妙に違います。

それで肥料を入れるときは土壌診断をして

N(窒素)P(リン)K(カリ)などの施肥量を計算する必要があるでしょう。

そのときにそのつどその畑の土壌に合わせたボカシ肥料を作るのは

時間と手間がかかるし、保管場所が足りないと私は思いました。

そこで私は1次資材(発酵米ぬか)に2次資材(魚粉、油粕、おから、骨粉など)を

混ぜ合わせてボカシ肥料を作ることを考えました。

1次資材の発酵米ぬかは、米ぬかに水とはんぺんだけだったら

肥料成分はたぶん一定だと想います。

この発酵米ぬかをベースにして

後から魚粉や菜種粕などを足してボカシ肥料を作った方が

二度手間にはなりますがいろいろな土壌に対応できると考えました。

ただしそのためには「発酵させた米ぬか」の成分比を知る必要があります。

米ぬかだけなら簡単に検索できますが、

発酵させたものはなかなか見つかりませんでした。

一応「大潟村同友会 http://www.okome.jp/ 」というサイトで見つけたものを

参考資料として紹介します(後から探すのは大変なので)。

でも自作した発酵米ぬかを使って農業をするとしたら

一度公的な機関に成分分析をお願いする必要がありますね。

 

#ぼかし肥料