東京に研修に行きます。2013-02-08
2月28~28日に東京都の國學院大學と茨城県の魚住農園で
有機農業の研修会がありますが参加することにしました。
去年も國學院大學へ研修会に行きましたが、あのときは前田農園で働いていて
有機農業の知識は座学だけでした。
今回は実際に始めてみたので、また違った意味で勉強になると思います。
それから政府の担当職員の方の講演があるので、
政府としての有機農業の取り組みについても聞いてくるつもりです。
能登にきてからつくづく思ったことはとにかく情報がないです。
石川県は有機JASの認証登録業務をしている自治体ですが、
有機JASの認証登録を始めたら有機JASの技術指導ができなくなった
とある関係者の方が言ってました。
下のファイルは有機農業認証協会の認定業務規程の抜粋です。
私が安曇野で勤めていたゴールドパックは有機JASの加工食品の認定をここから受けてますが、
確かにコンサルタント業務はできませんとあります。
理屈は分かりますが、ちゃんとした事前の技術指導もない状態で
どうやったら有機農業をする人を育てることができるのか疑問に感じます。
有機農業は土作りに最低2年はかかります。
2年経ってから検査したらダメだったから最初からやり直して下さいでは
有機農業をする人はいなくなります。
仕事は「段取り八分仕上げ二分」といわれるように十分な事前な準備が必要だと
私は有機農業を始める前は考えていました。
農業は仕上げさえ良ければいいのかと思いましたが
それで中国の毒野菜みたいなものが流通出来るのかとも妙に納得しました。
認定農業者の件は2月28~28日の研修結果を踏まえて再度検討することにします。