遅くなりましたが、JGAP宣言の準備をしてます 2017-05-09

経営理念のところでふれているように私は新規就農を決断した2012年のときからJGAP認証を目標にしていました。その後いろいろあって5年経っても最初の目標も達成できずにいます。

JGAP指導員の方は2015年に取得して、その後の東京五輪に対応にしたJGAPの新基準(アドバンス)の方の研修も昨年修了しました。あとは実際の圃場(ほじょう)で結果を出すだけです。今年内に認証をもらえるつもりで準備しています。

私がお借りしている圃場はかつて水田だった耕作放棄地です。それで作物を栽培するどうこう以前に大自然に戻っていた荒れ地(本当に国土地理院の地形図では荒れ地表示でした)をかつての農地に再生することから始めました。

そこにはかつての里山だった頃の水田に暮らしていた生態系とは別の生き物が繁栄していました。セイタカアワダチソウのような特定外来生物は除去する、メダカのような絶滅危惧種は残す、ヒガンバナのような昔の水田のあぜに植えられていた植物も残すという作業も並行して農地再生をしてきました。これについてはこの5年間で微力ながらも少しはできたのではないかと考えています。

JGAPの認証の方はJGAP宣言をしなくてもいきなり審査機関の審査を受ける方法で取得もあります。しかし農作業だけで手がいっぱいな私自身の説明不足による誤解から嫌がらせも受けてきました。ゴミ捨て場と勘違いされるような管理をしているお前にも原因があるとも言われました。管理をしているんだったら看板でも立てとけと言われたこともありました。それでJGAP宣言をすることにしました。

JGAP宣言をすると認証を予定している圃場には看板を立てることができます。今回は私が管理している2ヘクタールほどの中から、3か所で合計60アールほどで申請する予定です。

ちょっと回り道をしていましたが、私が2012年に新規就農してからこの5年間で日本の農業を取り巻く環境は大きく変わりました。2020年7月には東京五輪があります。その前に40年以上続いた減反政策が来年で完全に廃止になります。安心安全な日本産農産物を食べに中国の富裕層が日本に来るようにもなりました。

私は有機JAS認証も同時に進めていますが、去年JONAで有機JAS講習を受けてきたので、こちらも急いで進めます。

こちらのサイトを更新してきませんでしたが、2015年7月からはフェイスブックを本格的に始めていました。フェイスブックはスマホで撮影した写真をその場でアップロードできるので便利ですが、後から見直すのは不便です。その記事もこちらもコピーすることにします。ツイッターのアプリは使い勝手が悪いのでやめました。しばらくの間はこのサイトとフェイスブックの併用になります。