前方にかすかに見える一灯(いっとう)をたよりに行ったり来たり-2017-12-01

2019年10月19日

5年前の新規就農時におおまかなビジネスポリシー(経営理念)を作ったときにJGAPの文字がすでにありました。いまだに準備中ですが、いつのまにかJGAPがASIAGAP(アジアギャップ)に発展していました。でもやることの違いはありませんね。

2020年に東京五輪開催で自民党はGAP認証ほ場を現在の3倍以上に増やす取り組みを今年の5月から始めました。2017年3月現在で4113なので1万2千以上です。そのうち石川県は3件しかありません。

取り組み開始宣言をしているのは私の農場1件のみですが、これをせずにいきなり審査を受けることも可能です。そして今年からは認証取得費用を補助する制度も条件を満たす必要がありますが、始まりました。私の場合は準備が全部できていないので今年はこの制度は使いませんでした。今年収穫出荷予定の作物がアピオスとローズマリーだけですが、石川県内ではほとんど知られていないのでいくらの値段になるのか予測できません。それで今年の認証取得は断念しました。最初にASIAGAP認証費用がまかなえるだけの収益が出る質と量を生産できる体制を作ることから始めます。

有機JASも念頭に入れているので自家採取で増やしていますが、アピオスについてはようやく数がそろってきました。ローズマリーはまだ株分けの試行錯誤の段階ですが、東京農大(株)全国土の会で土作りを教わって少し先が見えてきました。とうがらしと金時草は自家採取で増やしていきます。辛味大根は購入種にするので有機JASと違う方法で来年は作付けします。他にも試作中の作物がありますが、自家採取を継続します。