「桜切る馬鹿」というけれど 2010-12-12

2021年4月13日

[日本海_NOTOブログより転載]

桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿(さくらきるばかうめきらぬばか)

桜は枝を切るとそこから腐りやすくなるので切らないほうがよく、梅は枝を切らないとむだな枝がついてしまうので切ったほうがよいとされることから。
また、桜の枝は切らずに折るほうがよく、梅の枝は折らずに切るほうがよいことからともいわれるが、桜は折ることもよくない。
「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」とも書く。 故事ことわざ辞典 より

ことのてんまつは11月15日~16日に信濃毎日新聞や地元のテレビで報道されました。
新聞では落ち葉の掃除が大変となってますが
実際は花見にくる人のマナーの悪さも問題だったそうです。
この幅のせまい土手で花見をしようとすれば
そばの田んぼや畑を荒らすだろうし酒が入ればなおさらだし。

穂高の方には無料の足湯があるそうですが
そこも深夜はマナーが悪い人がきて困っているそうです。

マナーが悪い人が大勢集まったときにどう対応するか
全国の観光地がかかえている悩みです。
安曇野に限らず能登でも同じでしょうね。
お金が儲かるから我慢すればいいのか?
私は逆だと思います。
けっきょく観光資源が荒らされてさびれていくような気がします。

「扇町桜堤」は4~5年でもとに戻ると市役所は説明してますが
もどったらまた同じ問題が起こるのではないでしょうか?

景観をとるか
ここで生計をたてている地元の人たちの生活を守るか
両方とも満足させる方法は見つからないような気がします。
それでもどうしてもここで花見をさせるとなれば、
この一帯の土地を市が買い上げて整備するしか解決方法がないと思います。

4~5年後にはここはどうなっているんでしょう?
そのころ訪れてみようかな?