今年は肺炎の治療をしながら正月飾りや鏡もちで使うウラジロを集めてます-2021-11-19

2022年11月22日

能登半島に5000年以上前の縄文時代から自生しているウラジロはウィキペディアに出ている情報とは微妙に違います。

ウラジロは毎年一段ずつ成長しますが、日本では数年で枯れることが分かっています。ウィキペディアでは3段なので、3年目で枯れるわけです。
「ただし、日本本土ではせいぜい三段くらいで終わる。」
けれども能登半島では6年物の6段までは普通に見かけるので、私としては和歌山県のウラジロが情報源になっていると考えてます。和歌山県産のウラジロとユズリハのセットはJAの直売所でも年末には普通に見かけます。
下のリンクは和歌山県庁が公開しているウラジロ管理と出荷の方法。能登半島産は無管理の自然任せです。
それからウラジロはシダ植物なので地下茎以外に葉の裏に胞子(ほうし)をつけて増殖します。この葉の裏に胞子をつけるものと全くつけないものがあって、つけないものを探して採取するのも大変な作業になります。採取場所の違いで、胞子にも赤くみえるものとそうでないものとありますが変種だと私は考えています。でも同じウラジロです。
ウィキペディアの情報は全部本当だとは限らないので、うのみにするのはやめておいた方が無難です。